学名:Acropora valida
和名:ホソエダミドリイシ
その名の通り細い枝が束ねられたような盆栽型のサンゴ。枝の特徴は、鼻型で壁が厚いラディアルポリプが枝の下の方まで続いていることと、てっぺんにあるアクシャルポリプのすぐ脇には管状に良く伸びるラディアルポリプが見られること。側面についているラディアルも、てっぺんのアクシャルも、ポリプの入っている孔が小さいのも特徴。
ホソエダという名前の割には枝が太い群体もあり、識別が難しいときがある。以前は紫色の美しい群体を干上がるような浅瀬でよく見かけたが、1998年の大規模白化によって多くが姿を消し、沖縄本島では赤紫の美しい枝を見ることはなくなった。