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ID: 584
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写真のデータ

サンゴ図鑑 -サンゴの形から検索 -短い枝のサンゴ
魚の仲間 -スズメダイの仲間

日本 -沖縄県 -慶良間諸島 -座間味島 -ブツブツ

刺胞動物門 -花虫綱 -六放サンゴ亜綱 -イシサンゴ目 -ミドリイシ科 -ミドリイシ属 -ヤッコミドリイシ

学名:Acropora divaricata 和名:ヤッコミドリイシ 枝が癒合して盆栽型とテーブル型の中間のような姿のサンゴ。白いポリプが昼間でも元気に顔を出していることが多い。癒合した枝がカゴのようになり、スズメダイ類をはじめ、たくさんの魚や底生生物に住み場所を提供している。

脊索動物門 -脊椎動物亜門 -有顎動物下門 -硬骨魚綱 -条鰭亜綱 -スズキ目 -ベラ亜目 -スズメダイ科 -スズメダイ亜科 -ミスジリュウキュウスズメダイ属 -フタスジリュウキュウスズメダイ

学名:Dascyllus reticulatus (Richardson,1846) 和名:フタスジリュウキュウスズメダイ 英名:Reticulate dascyllus 昼間ヤッコミドリイシの隙間などに群れている事が多い。夜はまた同じ場所で寝ているのが見かけられる。 同属にはミスジスズメダイやヨスジスズメダイという種がいる。フタスジとミスジは同じサンゴの隙間で仲良く暮らしているのがしばしば見られる。ミスジはコモンサンゴ類やショウガサンゴの隙間などにも見られ、比較的相方にこだわらないがフタスジはヤッコミドリイシとヘラジカハナヤサイサンゴがお気に入りらしく他のサンゴではあまり見かけない。といってもそれは成魚の場合。幼魚は隙間の小さいミドリイシ類を利用し、成長にあわせて引越しをしている。1種の魚でさえ、様々なサンゴがないと暮らしに困るいい例だ。 しかし気になるこのおめめ。おそらくより近縁同士のミスジとヨスジはいずれも眼の部分に黒い帯がかかるのに対してフタスジは眼が黒帯の中に隠れていない。といってもそれは成魚の場合。フタスジの幼魚はレンズ(いわゆる瞳のところ)の上下の虹彩が黒くなっていて「なんちゃって黒帯」に見える。色は分類の検索基準にはならないし、サンゴ礁の魚については色の意味について解明されていないことが多い。しかし、サンゴ礁で一番おもしろいパズルはやっぱりカラーゲームだろう。


地形 -礁斜面
大地形 -海(サンゴ礁)
時間帯 -夜間
撮影水深 -6-10m
-大潮
上げ潮、下げ潮、潮どまり -下げ潮
生き物の大きさ -5-10cm
群れの状態 -三匹以上(同じ大きさ)
生物が居た場所 -他の生物の上やそば
近くの生物 -サンゴ
生物の行動 -じっとしていた

撮影者 入川 さん
撮影日 2005-5-23
水温(摂氏) 25
ノート まん丸なおめめ全開で熟睡中。周りのサンゴはヤッコミドリイシ。昼間もこのサンゴの隙間に群れているケースが一番多い。同属にはミスジスズメダイやヨスジスズメダイという種がいる。フタスジとミスジは同じサンゴの隙間で仲良く暮らすこともしばしば。ミスジはコモンサンゴ類やショウガサンゴの隙間などにも見られ、比較的相方にこだわらないがフタスジはヤッコミドリイシとヘラジカハナヤサイサンゴがお気に入りらしく他のサンゴではあまり見かけない。といってもそれは成魚の場合。幼魚は隙間の小さいミドリイシ類を利用し、成長にあわせて引越しをしている。1種の魚でさえ、様々なサンゴがないと暮らしに困るいい例だ。しかし気になるこのおめめ。おそらくより近縁同士のミスジとヨスジはいずれも眼の部分に黒い帯がかかるのに対してフタスジは眼が黒帯の中に隠れていない。といってもそれは成魚の場合。フタスジの幼魚はレンズ(いわゆる瞳のところ)の上下の虹彩が黒くなっていて「なんちゃって黒帯」に見えるのだ。  色は分類の検索基準にはならないし、サンゴ礁の魚については色の意味について解明されていないことが多い。でもサンゴ礁で一番おもしろいパズルはやっぱりカラーゲームだろう。


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写真:
ヤッコミドリイシ フタスジリュウキュウスズメダイ


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付帯情報(20148)
-撮影水深(844)
-時間帯(252)
-大地形(770)
-地形(629)
-(84)
-上げ潮、下げ潮、潮どまり(90)
-生き物の大きさ(312)
-群れの状態(340)
-撮影位置(336)
-生物が居た場所(287)
-近くの生物(138)
-生物の行動(199)
-繁殖行動(115)
-雌雄(152)
-生物の状態(2034)
-年代(9)
-撮影機材(19275)
-レンズ(13413)

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海ずかんとは

ダイバーのための写真図鑑から始め、現在は身近な生き物図鑑として育てています。

身の回りのありとあらゆる生き物に興味を持ち、調べてみる事で面白いことが沢山見つかります。公園の昆虫や鳥などから街路樹や道草など、立ち止まって辺りを見回すと実は沢山の生き物が見えてきます。写真を撮り、生き物の名前を調べてみる、それだけで流行りのキーワードで言うところの「生物多様性」なんかが実感できます。

このサイトでは、そうした気付きから、どんな名前なんだろう?というところの手助けができたらいいなっという気持ちで運営しています。

また、これからの生物の研究にも流行りのビックデータ解析は不可欠だと考えています。既存のインフラを利用した解析も面白いと思いますが、データが集まる場所から作ってしまえればより面白い解析ができるのではないかと考えています。

生物多様性や気候変動に伴う生息種の変化など、生き物の情報が沢山集まると面白い解析ができると思います。
国立科学博物館みたいなところで、こういったデータベースを作れたら幸せです。

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