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ID: 701
id:701

写真のデータ

魚の仲間 -スズメダイの仲間

日本 -沖縄県 -慶良間諸島 -渡嘉敷島 -渡嘉志久湾

脊索動物門 -脊椎動物亜門 -有顎動物下門 -硬骨魚綱 -条鰭亜綱 -スズキ目 -ベラ亜目 -スズメダイ科 -スズメダイ亜科 -ミスジリュウキュウスズメダイ属 -フタスジリュウキュウスズメダイ

学名:Dascyllus reticulatus (Richardson,1846) 和名:フタスジリュウキュウスズメダイ 英名:Reticulate dascyllus 昼間ヤッコミドリイシの隙間などに群れている事が多い。夜はまた同じ場所で寝ているのが見かけられる。 同属にはミスジスズメダイやヨスジスズメダイという種がいる。フタスジとミスジは同じサンゴの隙間で仲良く暮らしているのがしばしば見られる。ミスジはコモンサンゴ類やショウガサンゴの隙間などにも見られ、比較的相方にこだわらないがフタスジはヤッコミドリイシとヘラジカハナヤサイサンゴがお気に入りらしく他のサンゴではあまり見かけない。といってもそれは成魚の場合。幼魚は隙間の小さいミドリイシ類を利用し、成長にあわせて引越しをしている。1種の魚でさえ、様々なサンゴがないと暮らしに困るいい例だ。 しかし気になるこのおめめ。おそらくより近縁同士のミスジとヨスジはいずれも眼の部分に黒い帯がかかるのに対してフタスジは眼が黒帯の中に隠れていない。といってもそれは成魚の場合。フタスジの幼魚はレンズ(いわゆる瞳のところ)の上下の虹彩が黒くなっていて「なんちゃって黒帯」に見える。色は分類の検索基準にはならないし、サンゴ礁の魚については色の意味について解明されていないことが多い。しかし、サンゴ礁で一番おもしろいパズルはやっぱりカラーゲームだろう。


地形 -礁斜面
大地形 -海(サンゴ礁)
時間帯 -午後
雌雄 -オス
撮影水深 -3-5m
生き物の大きさ -5-10cm
撮影位置 -海底
繁殖行動 -側に卵があった

撮影者 tomusuke さん
撮影日 2003-8-30
ノート フタスジリュウキュウスズメダイ Dascyllus reticulatus 沖縄県渡嘉敷島 トカシク湾 鼻先にある茶色のものが卵塊である。この個体はオスで卵保護中。


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この写真に対するコメント: 現在 1 個のコメント

お名前 :
岩瀬 (2006-11-10) 写真、ありがとうございました。折角専門家が「オス」としているので、雌雄を記録するカテゴリを作ってみました。何時かは「卵の近くに居るオス」とかの検索も出来るようになると思います。
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写真:
フタスジリュウキュウスズメダイ


付帯情報
-繁殖行動(115) info
--卵を持っていた(11)
--側に卵があった(7)
--交接中だった(97)
-撮影水深(844)
-時間帯(252)
-大地形(770)
-地形(629)
-(84)
-上げ潮、下げ潮、潮どまり(90)
-生き物の大きさ(312)
-群れの状態(340)
-撮影位置(336)
-生物が居た場所(287)
-近くの生物(138)
-生物の行動(199)
-雌雄(152)
-生物の状態(2034)
-年代(9)
-撮影機材(19275)
-レンズ(13413)


info 繁殖行動 について
繁殖に関する行動。
交接や卵などの情報から、生き物の繁殖期間や時期を把握できる。


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