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ID: 585
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写真のデータ

その他の生物 -ヒトデの仲間

日本 -沖縄県 -慶良間諸島 -座間味島

関連URL: ■座間味村役場公式HP


刺胞動物門 -花虫綱 -八放サンゴ亜綱 -ウミトサカ目 -石軸亜目 -イソバナ科 -オオイソバナ

学名:Melithaea ocracea 和名:オオイソバナ

棘皮動物門 -クモヒトデ綱 -テヅルモヅル目 -テヅルモヅル亜目

Suborder Euryalina, Lamarck,J.B. (1816) 参考図書: ■岩波生物学辞典第4版岩波生物学辞典第4版V2(CDROM)


地形 -礁斜面
大地形 -海(サンゴ礁)
時間帯 -夜間
撮影水深 -6-10m
-大潮
上げ潮、下げ潮、潮どまり -下げ潮
生き物の大きさ -50-100cm
群れの状態 -一匹(単独)
生物が居た場所 -他の生物の上やそば
近くの生物 -ヤギやウミトサカ
生物の行動 -採餌中だった

撮影者 入川 さん
撮影日 2005-5-23
水温(摂氏) 25
ノート てづるもづる、しどろもどろ、あのてこのて。どれもこの生物の名前にふさわしい気がする。おそらく地球上で最も個性的な姿をした動物のひとつ。テヅルモヅルの仲間はクモヒトデに近い生物。真ん中のディスクから枝分かれしまくる腕が四方に伸びたり縮んだり。「足」の役割をする腕もあるようで、動きまわるときはその「腕?」を使って徘徊し、結構なスピードで潮のあたる崖っぷちや岩のてっぺんめがけてダッシュしていた。そして「腕」の役割をする腕を総動員してバンザイ大会。目的は動物プランクトンのつかみ取り。ネットのような腕トラップで流れてくる動物プランクトンをゲットしては口に運ぶ。手袋プレゼントするとしたらいったい何百ダース必要かしらん。このお手手をどうにかこうにかタタんで昼間は穴の中に篭城しているらしく、日中は見当たらない。スピルバーグの映画「宇宙戦争」でトム・クルーズたちを襲っていたモンスターちゃんのモデルがテヅルモデルかどうか今度聞いてみよう。ちなみにテヅルモヅルがしがみついているのはオオイソバナ。この方も立派な動物です。彼らから見たら人間は「なんて飾りっけのないデザイン」に見えることか。幸いお二方とも眼はお持ちでないようです。


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この写真に対するコメント: 現在 2 個のコメント

お名前 :
岩瀬 (2009-09-21) 情報ありがとうございました。これから確認します。m(_ _)m
immages (2009-09-20) これは多分、アカイボトゲオキノテヅルモヅルだと思います。
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写真:
オオイソバナ テヅルモヅル亜目


分類検索
-棘皮動物門
--クモヒトデ綱
---テヅルモヅル目(1) info
----テヅルモヅル亜目(1)
---クモヒトデ目(29)


info テヅルモヅル目 について
Order Pharynophiurida, matsumoto, H. (1915)
別名:革蛇尾類

参考図書:
岩波生物学辞典第4版
岩波生物学辞典第4版V2(CDROM)


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